1歳半の娘がいる我が家は、今年で2回目のひな祭りでした。
我が家は約50㎡の1LDK賃貸アパート。家の中は狭いです。
しかし、娘のために、私たち夫婦は三段収納飾りの雛人形を買いました。
その価格は小物も込で16万円。
マンション住まいの方も多い現在は、コンパクトに置ける親王飾りや求めやすい価格の雛人形がたくさんあります。
その中で、アパートに住む私たちはあえて三段飾りの雛人形にしました。
他のものに比べて費用はかかりますが、三段飾りにして良かったと心から思っています。
娘の2回目のひな祭りを終えた今、その理由をご紹介します。
雛人形選びの基準は「収納」と「飾る場所」
昨年、娘の初めてのひな祭りを迎えるに当たり、私たち夫婦はどんな雛人形を買うかかなり悩みました。
その悩みの原因は以下の2つ。
- 収納できるか
- 飾り方
狭い1LDKアパートで上記の問題を解決して飾れる雛人形を考えました。
はじめに雛人形の収納場所を確保
雛人形を選ぶ上で最初に考えたことは、収納場所です。
雛人形はわりと大きいものなので、どんな雛人形にしろある程度の収納スペースを確保する必要があります。
我が家は1LDKの賃貸アパート。
収納場所といったら、
- リビング
- 寝室
にあるクローゼットの2つのみです。
そのどちらも小さいので、既に中はパンパン。
そこで、私はまず断捨離をしてクローゼットの中に空きスペースを作りました。
そのスペースのサイズを測り、それに収まるような雛人形を探します。
次に雛人形の飾り方を考える
収納場所が確保できたら、次は雛人形の飾り方を考えました。
小さい子どもがいるし、狭い家だし、雛人形をどこにどうやって飾ろうか迷います。
そこでネットで検索すると、親王飾りの雛人形にして棚の上に飾る方法があるとわかりました。
しかし、我が家にはそのような棚はなく、どこに飾るにしても雛人形の飾り台を用意する必要があります。
ただ、飾り台を別途購入するのは収納場所のスペースの関係で不可。
そこで、箱が飾り台になる雛人形に決めました。
箱が飾り台になるものといったら、収納飾りの雛人形です。
我が家の雛人形の選び方
我が家の場合は寝室のクローゼットにしました。
収納予定の寝室のクローゼットを整理して空きスペースを作りました。
このスペースの範囲内で収納できる雛人形を探すことになります。
飾り台に雛人形を飾る方法にしました。
収納飾りの中でも三段収納飾りにした理由
箱を飾り台にしたいため収納飾りの雛人形に決めた我が家ですが、収納飾りには親王飾りと三段飾りの2種類があります。
我が家が三段飾りにした理由は2つ。
- どちらもサイズがほとんど変わらなかった
- 人形や小物を多く飾りたかった
親王収納飾りも三段収納飾りもサイズがほぼ同じ
私が調べた限り、親王収納飾りも三段収納飾りも収納箱のサイズがほとんど同じでした。
あっても数センチくらいの差。
これくらいなら、収納箱のサイズだけでどちらか決める必要はないと感じました。
人形や小物を多く飾りたかった
これは完全に私の好みなのですが、雛人形はできるだけ華やかにしたいと思っていました。
実家にある私の雛人形は七段飾りで、毎年雛人形を見るのが楽しみだったんです。
その気持ちを私の娘にも味わってもらいたい。(この家で七段飾りは物理的に無理!)
そう思い、収納場所が問題ないのなら三段飾りで!と、ここは即決でした。
三段収納飾りにして良かったこと

去年の初節句と今年と、過去2回ひな祭りを経験し、改めて三段収納飾りにして良かったと思いました。
その理由をご紹介します。
三段収納飾りは存在感がある
三段収納飾りは、飾り終わるとその存在感が一気に出てきます。
雛人形だーーー!!と嬉しくなりました。
もちろん、五段や七段にすればもっと豪華になりますが、1LDKのアパートですからこれで満足です。
親王飾りか三段飾りで迷う方は、華やかさを求めるなら断然三段飾りをおススメします。

雛人形は座ったときの私の高さより少し低いくらい。
人形や小物の意味を知るのが楽しい
三段飾りは人形や小物の数がそれなりにあります。
私は昨年初めて自分で雛人形を飾ったのですが(実家では毎年母が飾ってくれた)、自分で飾ると「これは何だろう?」と人形や小物に疑問を抱きました。
実家でただ見ているだけのときは気にならなかったことが、自分が飾る立場になると急に知りたくなったんです。
例えば、この緑のお花は何と言うんだろう?とか、なぜ花は桜と橘なんだろう、とか。
その意味を調べると、桜と橘には魔除けの意味があるとわかりました。そうだったのか!
他にも雪洞の役割や餅の色の由来など、雛人形の一つ一つに込められた意味を知るのがとても楽しかったです。
今も昔も変わらない、娘を思う親の気持ちが伝わってきます。胸が温かくなりました。
娘が大きくなったら、意味を教えながら一緒に飾りたいな。
30分で飾れる
三段収納飾りの雛人形は、私一人でもだいだい30分くらいで飾れました。
というのも、圧倒的に小物が簡素化しているんです!
実家にある七段飾りの雛人形(私が生まれたときのなので30年前のもの)と比べると一目瞭然で。
どの小物も並べるだけの状態。
収納箱を飾り台にする時間を含めても30分で飾れます。
今の雛人形ってこんなに簡単に飾れるんですね。
実家の七段飾りは、鉄の足場を組むところから始まるので・・・母が何時間もかけて飾っていた姿を覚えています。
それに比べれば、三段収納飾りは飾る台もあるし、人形や小物を並べるだけだし、楽で良いなぁと思います。

ちなみに、上記の写真のベビーゲートは日本育児のキッズパーテーションです。
キッズパーテーションのレビューは以下の記事です。

人形や小物を1つの箱にまとめられる
収納飾りの雛人形は、人形や小物を収納箱に入れて保管ができます。
三段飾りの我が家の場合、女雛男雛で1つ、三人官女で1つ、女雛の小物で1つ、雪洞や餅で1つ、といったようにそれぞれの人形や小物を保管する小さな箱があります。
保管の際はそれらの箱を全て収納箱に入れるので、1カ所に保管できます。失くす心配もありません。

飾るときは、保管場所から飾る場所までこの収納箱1つを持って移動します。
1年に1度しか出さない雛人形だからこそ、簡単&わかりやすく保管できるのは魅力的だと思いました。
三段収納付き雛人形のデメリット
私は三段収納飾りにして正解だったと思うばかりですが、あえてデメリットを挙げるなら重いことです。
我が家の雛人形は、収納箱に人形や小物を入れた状態で総重量は約12~13㎏だったと記憶しています(はっきり覚えていませんが)。
我が家は今後の引っ越しのことを考え購入時の段ボールに収納箱を保管しているので、段ボールから収納箱を出し入れするときに持ち上げる必要がありました。
正直これを持ち上げるのは重いですが(夫にやってもらいました)、年に1度だけなので私たちは重さはそこまで気にしてません。
三段収納飾りは飾るのも見るのも楽しい!

三段収納飾りは保管が楽だし華やかに飾れるので、私はこれを選んで良かったと思いました。
人形や小物がそれなりにあるので、飾り甲斐があります。
飾っているときも片付けのときも楽しかったです。
実家の母も、こういう気持ちで雛人形を飾っていたのかな、って思いました。
毎年母がしてくれた雛人形を飾るということが嬉しかったから、私も同じことを娘にしたいと選んだこの雛人形。
娘がすくすくと育ってくれることを願って。
次の雛人形の時期が待ち遠しいです。娘はどんな女の子に成長しているのかな。
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