高校生のときに助産師を目指した私の、助産師資格取得までの道のりの連載。
第一回の前回は、助産師になるための進学先選びがテーマでした。
今回は「希望する大学の受験」というお話です。
こちらは2018年12月の記事の再投稿です。私が助産師資格を取得したのは約8年前です。
看護系4年制大学で助産過程も学べるところ
助産師になるための進学先は複数あることがわかった高校生のときの私。
学校で学ぶ年数や費用を考えて、私は「看護系4年制大学で助産過程も学べるところ」への進学を目指しました。
実は2019年1月時点で、「看護系4年制大学で助産過程も学べるところ」は減ってきていると言われています。
なぜなら、助産の勉強をより密に行うためです。
4年制大学での助産過程は、4年生のときの1年間で助産について学びます。しかし、助産を学ぶには1年では足りないという声が多いんです。
そのため、看護系4年制大学の助産過程を廃止し、看護系学校卒業後に1~2年間の助産師養成所や大学院に行かねばならないところが増えているそうです。
10年以上前に私が高校を卒業したときよりも、今は助産について学ぶ体制を向上させようとしているのですね。
私の希望の学校が見つかる
偏差値や学費、帰省時の交通手段などいろんな要素を踏まえて親とも相談し、私はA大学への進学を強く希望しました。
進学したい学校が見つかると、今まで以上に勉強に気合が入りました。「絶対A大学に合格するぞー!!」と毎日自分に喝を入れていましたね。
私が大学入試に当たってセンター試験を受けた約10年前は、A大学はセンター試験は5教科全て受験する必要がありました。
確か、国語、数学(ⅠA・ⅡB)、英語、生物or化学、地理or日本史だった気がします。
すみません、昔すぎて正確に思い出せません(^^;
私の希望するA大学は、二次試験は「面接と小論文」でした。
看護系はほとんど二次試験は面接と小論文の時代でした。中には看護系でも二次試験に数学や英語といった試験を課すところもありましたけどね。
放課後に担任と面接の練習をしたり、国語の担当の先生に小論文を診てもらっていました。
あのころは、「助産師になりたい」という気持ちだけで毎日何時間も勉強していました。本当に助産師になりたかったんです。今でもあのときの助産師への気持ちは相当だったと思います。
進学を希望していたA大学ですが、実はセンター試験の点数が思うようにとれなくて、A大学への出願を諦めました。センター試験の自己採点をした夜が、人生で初めて悔しくて悲しくて泣いた夜でした。
私は、「看護系4年制大学で助産過程も学べるところ」で自分の取ったセンター試験の点数で受験できるところを必死に探しました。そして、B大学に出願して二次試験を受けました。(B大学も二次試験は面接と小論文でしたので対応できました)
結果、B大学に合格。
晴れて私は助産師になる1歩を踏み出せたのでした!
今考えると、A大学ではなくB大学に進学して本当に良かったです。B大学だから出会えた人たち、学べたことがたくさんありました。これも私の運命だったのかなって思います。
大学進学前にしたこと
高校を卒業したあと、B大学のある土地へ引っ越しが必要でした。大学入学までに時間がなかったので、家探しや家具の購入など、親と毎日進学の準備をしていました。
大学入学前は、自分の新生活の場所を整えるのに必死で、勉強は全くしていませんでした。大学に入って、実際に教科書を用意してから勉強するので十分でしたね。
大学で始めて受けた看護の授業、とても面白かったです。
次回に続きます。
