私は普段エルゴを使っているのですが、今回おんぶ用抱っこ紐にナップナップを使ってみました。
エルゴでもそれなりに満足していた私が、ナップナップを使ってみた理由はおんぶがしやすいと聞いたからです。
私は2才5ヵ月と生後9ヵ月2児を家で1人で見ているのですが、上の子or下の子のどちらかをおんぶして育児することが増えてきました。
しかし、エルゴだとおんぶが難しい。
もっと簡単におんぶができる物がないか調べていたところ、ナップナップという抱っこ紐に出会いました。
そして実際にナップナップを使ってみると、本当におんぶがしやすかったんです!
おんぶへのハードルが下がったら、家の中の過ごし方も変わりましたし、外出も気楽に行けるようになりました。
こんなに簡単におんぶができるなら、もっと早く使えば良かった!!!!と思うほど。
おんぶをする機会がある方は、絶対にナップナップは大活躍します!
この記事では、私目線からのエルゴとナップナップの比較、特におんぶのしやすさに注目して感想を紹介します。
私が持つエルゴとナップナップ抱っこ紐の紹介
まず初めに、私が持っている抱っこ紐を紹介します。
エルゴ:オムニ360クールエア
エルゴはオムニ360。第一子の出産のときから使っています。
色はクラシックウィーブ。↑このリンク画像のような、グレーみたいな色です。
ナップナップを使い始めるまでは、我が家のメイン抱っこ紐はこのエルゴでした。
(というか、エルゴ1本しか持っていなかったです。過去にはコニーも使っていたことはありますが、コニー抱っこ紐は危険?!二人目に使って後悔した理由に書いたように、現在は手放しました。)
エルゴを購入した理由は、
- 長時間抱っこしても疲れない(という噂)
- いろんな抱き方ができる
からです。
第一子妊娠中に「どんな抱っこ紐が良いかな?」と考えながら街を歩いていると、エルゴ率が高いんですよね!
抱っこ紐=エルゴ みたいな感覚になりました。
ナップナップ:ベーシック
そして、今回使い始めたナップナップ。
数種類ありますが、私はベーシックを選びました。
色はこの画像と同じく、ネイビーです。
こちらはおんぶのときに使っています。
改めて、今回ナップナップを使い始めた理由は、
- おんぶがしやすい(という噂を聞いた)
からです。
おんぶのためだけにナップナップを使おうと思っていたので、その他の機能は不要。
ということで、おんぶができるベーシックタイプのナップナップを選びました。
エルゴとナップナップ抱っこ紐の比較
それでは、エルゴとナップナップを比較していきます。
なお、比較項目は完全に私個人の視点からです!
比較①:価格
2022年2月現在、公式サイトに載っている定価を比較します。(税込み価格)
エルゴオムニ360 | ナップナップベーシック |
---|---|
31,900円 | 9,218円 |
高っ! | 良き(*ノωノ) |
購入時にお財布から出ていくお金だけで見たら、断然ナップナップの方が良いです。
こうして改めて見ると、エルゴって高いんですね・・・
比較②:見た目
エルゴオムニ360 | ナップナップベーシック |
---|---|
ゴツイ | 柔らかい |
カッコイイ | 優しい |
これは本当に私の価値観の問題になるのですが、エルゴはゴツイ!んですよね。
ただ、それが逆にかっこよくもあるというか。
一方、ナップナップは雰囲気が柔らかいです。
エルゴより一回り小さい感じがします。
比較③:重さ
エルゴオムニ360 | ナップナップベーシック |
---|---|
約800g | 約600g |
エルゴオムニ360とナップナップベーシックの重さ比較では、ナップナップの方が軽いです。
ああ、見た目からして、そうですよね。
エルゴはゴツイから重そう。
比較④:対象年齢
こちらではSGマーク対象外の年齢も含みます。
エルゴオムニ360 | ナップナップベーシック | |
---|---|---|
対面抱っこ | 生後0ヵ月から48ヵ月まで (体重3.2㎏から20㎏まで) | 生後4ヵ月から24カ月まで (体重13㎏まで) |
前向き抱っこ | 生後5ヵ月から24ヵ月まで (体重6.4㎏から13㎏まで) | |
おんぶ | 生後6ヵ月から48ヵ月まで (体重7.8㎏から20㎏まで) | 生後4ヵ月から48ヵ月まで (体重20㎏まで) |
対面抱っこに関しては、エルゴの方が長期間対象となっていますね。
一方、おんぶに関しては対象年齢はほぼ変わりません。
(エルゴもナップナップもおんぶは首がすわってからと記載されています。)
おんぶの対象年齢だけで見れば、エルゴもナップナップもどちらでも良いですね。
※ナップナップベーシックは前向き抱っこができません。
※エルゴは腰抱っこもできますが、私は全く使ったことがないのでここでは除外しました。
比較⑤:対面抱っこ時のやりやすさ
エルゴとナップナップの対面抱っこについては、抱っこするまでの手順は同じです。
そのため、どちらもやりやすさは変わりませんでした。
対面抱っこ中も、肩や腰にかかる負担も同じような感じです。
対面抱っこだけでエルゴとナップナップは選べないな~と思いました。
比較⑥:おんぶ時のやりやすさ
ここです!私が最も伝えたい項目です。
上記までのエルゴとナップナップの比較は、正直どうでも良いです。笑
私はナップナップのおんぶの魅力を伝えたくて、この記事を書いているのです!
まず、エルゴのおんぶは、かなり難しいです。コツがいるんですよね。一歩間違うと子どもを背中から落としてしまいそうになります。
しかし、ナップナップはおんぶする際に背中から落ちる心配が全くないんです!
シュッ!っとおんぶができます。簡単すぎて感動しました。
ちょっと気合が入りすぎて文章量が多くなりそうなので、以下の見出しで改めて書きます~!
ナップナップは最強におんぶがしやすい
改めて、ナップナップはめちゃくちゃおんぶしやすい!という私の感動を、ここに書きます!
エルゴのおんぶ
まず、私の持つエルゴオムニ360のおんぶのやり方は、
赤ちゃんを腰抱きしてから腰ベルトを回して肩紐を通す
なんですが、これが結構大変。
(言葉の説明は難しいので公式サイトのおんぶのやり方動画を見てください。)
片手で子どもを支えながらって、無理!
腰ベルトはうまく回らないわ、肩紐はねじれて腕を通せないわ、エルゴのおんぶは汗だくになります。
言葉も通じ自分で体勢を変えられる2才5ヵ月の上の子なら、まあ大丈夫です。(それでも大変ですけど)
しかし、9ヶ月児をエルゴでおんぶしようとすると、毎回落ちそうになるんです!
危なくてエルゴでおんぶはしたくありません。
でも、1人で2児をみるにはおんぶが必須なのよ・・・・・
ナップナップのおんぶ
一方、ナップナップのおんぶは、
赤ちゃんを落下防止ホルダーにセットしてからリュックのように背負う
ようにしておんぶをします。
エルゴに比べると、おんぶまでの手順がかなり少ないんです!
(こちらもナップナップの公式サイトにおんぶ動画があります。)
次に、我が子たちをおんぶしたときの実際の写真を載せます。
9ヶ月児のおんぶの実際
ナップナップで9ヶ月の下の子をおんぶしたときの、実際の写真です!こちらは休日に夫に撮ってもらいました。
まず、ソファにナップナップを開いて置き、子どもを乗せます。
ナップナップには落下防止ホルダーというネットのようなものが付いており、それを子どもに当てます。
ホルダーはバックルで留めるので、しっかりハメれば外れる心配はありません。
子どもを落下防止ホルダーにセットしたら、子どもの前に私が座ります。
この時、子どもの両足を自分の腰の外に持って行くと、後におんぶがしやすいです。
子どもの前に座ったら、ナップナップの肩紐に両腕を通します。
肩紐に両腕を通したら、普段リュックを背負うように、えいっ!と勢いよくナップナップを引き上げます。
落下防止ホルダーのおかげで、この「背負う」動作が一瞬でできます・・・!!
子どもは絶対に落ちない。
本当に、感動しました。
胸のバックルを留めたら、最後に腰ベルトを巻きます。
簡単にナップナップでおんぶができました!
エルゴであんなに苦戦していた9ヶ月児のおんぶが、いとも簡単にできたことに驚きました。
おんぶまでに時間がかからないから、子どももぐずりません!
2才5ヵ月児のおんぶの実際
2才5ヵ月の上の子も、ナップナップで簡単におんぶができました。
おんぶの手順は上記と同じなので、簡単に写真だけ載せます。
まず、落下防止ホルダーにセットした上の子。
そして、おんぶした状態。
2才5ヵ月児のおんぶも、何も問題なくできました。
ナップナップだと私もおんぶしやすいのですが、子どもに「ナップナップのおんぶ、どう?」と聞いてみたら
たのしい~~~~!!!!
と、喜んでいました(*ノωノ)
ナップナップを使うようになってから、上の子は「ナップナップでおんぶ~!」と言うようになりました。
おんぶする側もそうですが、おんぶされる側としても簡単におんぶができる方が良いですよね。
我が家はナップナップがきてから、おんぶの頻度が増えました!
▶ナップナップ公式サイトナップナップのもう一つのメリットは冬におんぶがしやすいこと!
さて、上記のようにナップナップはおんぶがしやすいことが最大のメリットだと私は思うのですが、単におんぶがしやすいだけじゃないんです。
ナップナップだと、冬でも簡単におんぶができるんです!
どういうことが、説明していきましょう。
モコモコの服からでもおんぶができる
上記で挙げた、9ヶ月の下の子をおんぶした写真。
私はモコモコの部屋着を着ています。
撮影時&この記事執筆時は、2月。寒いです。
エルゴの場合、このモコモコ服だと摩擦が大きくて腰ベルトが回らないんですよ。
エルゴでおんぶするときは、いちいち薄手の服に着替えてました。(これも面倒で、エルゴでおんぶする気にならなかった)
しかし、ナップナップならどうでしょう!
腰ベルトを回すことは一切なく、バックルを留めるだけなので私の服はどんな素材でも関係ありません。
これ、地味に嬉しかった!
アウターの上からおんぶができる
冬に抱っこ紐を使って外に出る場合、ママ(パパ)もアウターを着ますよね。
対面抱っこの場合は抱っこ紐の上からアウターを着れますが、おんぶの場合は抱っこ紐の上からアウターを着れません。
それならアウターの上からおんぶしようか、と思うわけですが、これ、エルゴだと相当大変なんです!
なぜなら、アウターを着ていると腰ベルトが回らない!(腰ベルト問題、本日2回目)
モコモコ服ですら摩擦で腰ベルトが回らないので、もっと厚いアウターなら尚更無理です。
私はアウターの上からのエルゴおんぶを30分かけてトライするもできず、上の子も下の子もぐずり出し、泣く泣く外出を諦めたことがあります。
上着が不要になる季節まで、外出はしない!と思いました。
(だって我が家はエレベーターのない3階だし、自転車も車もないし、上の子は抱っこマンだし。できるなら外出時は下の子おんぶをしていきたい。)
しかし!
ナップナップなら、リュックのように背負い、腰ベルトを最後にカチッとはめるだけ。
そのため、アウターを着ていても簡単におんぶができました!!!
こんなに簡単におんぶができたとは。
これは外出がしやすくなりました。
下の子をおんぶできると、外出先で上の子が抱っこ抱っこと言ってもすぐ応えてあげられます。嬉しい!
もっと早くナップナップを使えば良かった!
外出までのハードルが高くて家に引きこもりだったこの数ヵ月を返して・・・と思いました。
▶ナップナップ公式サイト防寒カバーを付けやすい
ちなみに、上の写真ではベビーホッパーの防寒カバーを使っています。
これはエルゴ用に購入しましたが、ナップナップにも使えました。
防寒カバーも、予めナップナップにセットしてからおんぶができます。エルゴだと防寒カバーをセットしちゃうと肩紐に腕を通せませんでした。
防寒カバーの付けやすさからの観点からも、ナップナップは冬のおんぶに強いと思いました!
私が思うエルゴとナップナップそれぞれの活用場面
私が持つエルゴオムニ360とナップナップベーシックを使ってみて、それぞれの活用場面を考えました。
エルゴの活用場面
- 長時間抱っこ紐を装着する
- シーンによって抱き方を変えたい
エルゴオムニ360は、ナップナップベーシックに比べると長時間抱っこ紐を使ったときの体への負担が軽く済みます。(私の体験談)
なので、外出先でしばらく抱っこ紐から降ろせない、という状況のときにはエルゴが向いていると思います。
その状態でも、私の体はまだまだ平気でした。さすがエルゴと言わざるを得ない。
また、エルゴオムニ360だと前向き抱っこもできるので、家族4人でちょっとお散歩に行こうという時なんかに下の子を前向き抱っこできるのも良かったです。
ナップナップの活用場面
- おんぶする
- 特に冬におんぶする
- 家にソファや椅子がある
ナップナップはおんぶでそのメリットを発揮すると私は思っています。
おんぶする機会が多い人、例えば
- 年の近い兄弟がいる
- おんぶしながら家事や仕事をする
と言う人は、ナップナップのおんぶがかなり向いていると思います。
おんぶのためだけにナップナップを買っても元がとれるはず!(実際に私もおんぶだけで大活躍)
一方で、今は子どもがまだ小さくておんぶのイメージが湧かないという方も、大丈夫。
おんぶができるようになると、自分が動きやすくなって育児も家事も随分楽になりますよ。
なので、おんぶができる抱っこ紐は1つはあった方が良いと私は思います。
そこでおんぶのしやすいナップナップの出番!
※ナップナップはソファや椅子に子どもを座らせて使うものなので、これらが家にあるかどうか少し注意してくださいね。
エルゴはあると嬉しいが、ナップナップだけでも良いと思う
私はエルゴオムニ360とナップナップベーシックを使っていますが、
- 対面と前向き抱っこはエルゴ
- おんぶはナップナップ
というように使い分けています。
私は既にエルゴオムニ360を持っていたので、今回は対面抱っことおんぶの2通りだけのナップナップ(ベーシック)にしました。
しかし、もしエルゴがなかったらナップナップ(ヴィジョン)をメインの抱っこ紐にしていたと思います。
- 新生時期から使える
- 対面抱っこ、前向き抱っこ、おんぶができる
- 大容量ポケットがあるためカバン不要
- くるんと丸められる収納しやすさ
という魅力のある、ナップナップで一番高性能な抱っこ紐。
それでも価格は19,800円(税込み)です!
ヴィジョンではよだれカバーもついてきますし、レビューキャンペーンに応募すればスタイももらえます!
ヴィジョン欲しいな・・・
つまり、エルゴはあると嬉しいですが、なくてもナップナップで十分対応できるんですよね。
- これからエルゴを買うのなら、それよりもナップナップのヴィジョンを
- 既にエルゴを持っているのなら、おんぶ用にナップナップのベーシックを
という使い分けが良いと思います。
私はエルゴとナップナップしか持っていないので今回はこの2つの比較でしたが、エルゴ以外の抱っこ紐を持っている方でもナップナップは育児の強い味方になると思います。
これからおんぶをするようになる方も、現在おんぶをしている方も、ナップナップのおんぶは育児の負担をぐっと減らしてくれるアイテム。
おんぶができないとイライラするよりも、サッとおんぶをして家事も育児も楽しくこなしたいと思いませんか?
おんぶのしやすい抱っこ紐、ナップアップは私の大ヒット育児アイテムでした!
▶ナップナップ公式サイト