私は2才差で(正確には1才8ヵ月差です)2児を育てています。
この記事を書いている現在、上の子は2才6ヵ月。下の子は10ヵ月。
この年齢の組み合わせ、ワンオペで育児をするにはかなり辛い。
今まで育児してきた中で私は今が一番精神的に参っているような気がします。
平日は1人で2才と0才の世話をしている私が、2才差育児の辛さを乗り越えるためにやっていることを紹介します。
2才差育児の中で私が特に辛いこと
まず始めに、2才差(実際は1才8ヵ月差)の子どもを平日1人で育てていて、特に辛いと思うことを紹介します。
子2人からの同時の抱っこ要求
2才6ヵ月と10カ月は、まだまだ抱っこして欲しいお年頃。
いつでもどこでも「抱っこ~!抱っこ~!(2才)」「あ~あ~!(10ヶ月)と抱っこを求めてきます。
中には、下の子を抱っこした途端に2才児も抱っこを要求してくることもあります。
きっと、ヤキモチなんでしょうね・・・
この2人同時に抱っこを要求されるのが、心身ともにダメージ大きいです。
2人とも抱っこしたい気持ちはあるのに、自分1人の体じゃ限界。
ごはんを食べるとき
ご飯の時間も、2才6ヵ月も10ヶ月もどちらも相手のご飯が気になって全然食べてくれません。
下の子に離乳食をあげようとすると、「それ食べたい~!!」と泣き始める2才児。
上の子にご飯をあげようとすると高速ずりばいでやってくる10ヶ月。
それに加え、10ヶ月は手づかみ食べがしたくてたまらなく、出した離乳食は毎回ぐっちゃぐちゃに・・・
子どもの成長の証だと思って温かく見守りたいという理想はありますが、現実は無理ですね。
ぐちゃぐちゃになって壁、床、テーブル、服にこびりつく離乳食。
そこに、ママ遊んで~!と泣き叫ぶ2才児が加わる。
カオスです。大人があと2人欲しい。
最近は、ご飯の時間がくると”地獄だな”って思っちゃいます。1日3回も地獄がくるよ、、、
もちろん、私がこっそり1人でご飯を食べていると、どっちもやってきますよね。
座ってゆっくりご飯を食べるとか全然できません。
2人だけにさせられない
上の子が、下の子を引っかいたり、たたいたり、噛んだり、どついたりするんです。
例えば上の子が1人でブロックで遊んでいたとき。
下の子がずりばいで上の子のとこに行くと、上の子は「来ちゃダメ~!」と言って下の子の顔を引っかきます。
最近の下の子は、顔中傷だらけ。まぶたから頬にかけて長く深い傷跡ができたこともあります。
上の子は1人で遊びたい。下の子は上の子の遊びに興味津々。
そんな2人を一緒にさせるのはできません。
間に必ず私が入っていないと、いつ下の子が大ケガするかわからない。
常に子ども2人の側にいなければならず、身動きがとれなくて辛いです。
外出時に同時の抱っこ&おんぶ
うちの2才児は外出の帰りに自分で歩いてくれません。
「ママ、抱っこ~」が口癖。
そのため、公園からの帰りは下の子をおんぶ&上の子を抱っこして歩いています。
毎日20㎏をかかえて帰るのは体が悲鳴をあげます。
自分で歩いて・・・って思っちゃいますが、2才もまだまだママを頼りたいですよね。
おかげで最近肩こり酷いです、本当に。
2才差育児が辛いと思ったときの私の乗り越え方
上記のような辛いときは毎日あります。
その中で、私が乗り越えるために工夫したことを紹介します。
離乳食は2人分同じものを出す
上の子が下の子の離乳食を羨ましがるので、2才児にも同じ離乳食を出します。
この写真は数ヵ月前のものですが、(結構ドロドロの)お粥、裏ごしブロッコリーなど、本当に赤ちゃんの離乳食です。
ですが、上の子は下の子と同じものを出したら喜んで食べてくれました。
上の子はこれだけで1食終わるときもあるし、追加で何か食べるときもあります。
上の子がおとなしく食べてくれるので助かります。
下の子は早め就寝、上の子は遅め就寝にする
上の子と下の子の睡眠時間をずらして、なるべく私と上の子が1対1で過ごせるようにする作戦です。
この作戦をとるとき、我が家では大体上下の子を18時半くらいに寝かせます。
そして上の子は夕方までお昼寝させる。
遅くまでお昼寝していた上の子は22時くらいまで起きているので、下の子が寝たあとに私と上の子でゆっくり過ごせるというわけ。
(実際にはご飯やらお風呂やら寝かしつけやら、私1人だと文字通りの”ゆっくり”は難しいですけどね!)
私1対子ども2よりも、この方が断然楽!
就寝時間が遅くなるのは気になるけれど、私自身が育児を辛いと思ってしまうことの方が今は問題だと捉えています。
なので子どもたちが大きくなったら改めて生活リズムを整えたいと思います。
家事を諦める
子ども2人の相手を私1人でするの、本当に辛いです。
今日はもう本当にダメ!というときは、毎日やっている家事を諦めます。
掃除機はかけない。
お皿洗いは明日。
1日や2日くらい、別に命に関わることでもないですし、潔く”やらない”という選択肢を取るんです。
0才と2才を1人でみているだけで私はすごいんだぞ!と、自分自身に言い聞かせて(そうしないとやっていけない)、家事は放置でも誰も文句は言いません。
声をあげそうになったらトイレに籠る
私はよく上の子に声をあげそうになります。
下の子をひっかいたり、噛んだりしているとき・・・
下の子のお世話中に家の中をぐちゃぐちゃにしたり・・・
恐らくヤキモチからくる行動なのはわかっています。
けれど、「何してるの!やめて!」という声を抑えられないときがあります。
そんなとき、私はトイレに籠ります。
物理的に上の子と離れる作戦。
子どもの姿を見ない時間ができると少し冷静になれます。
もう・・・笑うしかない・・・(笑)
いろいろ対応策をやってみたけれど、どうしようもないときはあります。
辛くて辛くて涙が出そうなとき。
そんなときは私は「もうやばいわ~(笑)」って声に出して、笑っています。
おかしくなった人みたいな。(笑)
笑っておけば、まあいっか、っていう気持ちになれるんですよね。
育児も家事も適当でいいや。
とりあえず、子どもたちも私も元気で生きているから、もういいや。
そんな気持ちで笑っておけばなんとかなります。
子どもたちが2才差で良かったと思うこと
正直今は辛いことが多くて参っているのですが、2人いて良かったと思うことももちろんあります。
2人で仲良く遊んでいる姿が可愛い
2人で並んで遊んでいる姿は、めちゃくちゃ可愛いです。
ああ。可愛いなあ。2人子どもがいて良かったな。って思います。
・・・まぁ、そんな仲睦まじい姉弟の姿は1分も持たないのですが・・・(笑)
1才8ヵ月差のワンオペ子育てはかなり大変ですが、この姿を見るために頑張っているんだなぁって思います。
子どもは本当に可愛い。
育児用品を使いまわせる
2才差だと、上の子で使った育児用品をそのまま下の子に使えます。
というかもはや2人で共有しています。
例えば、現在上の子は90サイズの服、下の子は80サイズを主に着ていますが、
物によっては上の子が下の子に着せてる80サイズの服を着れることもあります。
おもちゃも下の子用に新しく買ったものはありません。
年が近いので子どもグッズを2人で使いまわせるのはコスパが良いな~って思いますね。
今は辛いけれど、将来は絶対に楽しくなると信じて頑張ります
もう少し子どもたちが大きくなれば、きっと一緒に遊んでくれると思っています。
2才児はまだまだ個人プレーだし、0才なんてわけもわからないでしょう。
上の子が3才をすぎて、集団で遊べるような年になったら、きっと弟に対する接し方も変わるのかなって、私は期待しています。
一緒に仲良く遊ぶ2人を見れるのが楽しみだな。
今はそんな将来を信じて毎日大きなケガなく生きていくのみです。