第二子を妊娠した私は、つわりの時期に夫の助けがあったからこそ辛い時期を乗り越えられました。
「子どもがいる」状態でのつわり。
つわり中はどんなときも誰かのサポートが必要不可欠になりますが、今回は第一子妊娠時のつわり時期とは違った視点でのサポートが必要でした。
第二子を妊娠したばかりという方や、奥さんが第二子を妊娠してつわり中どうして良いかわからない旦那さんに向けて、「この夫の行動は嬉しかった/助かった」と感じた私の体験談を記載します。
※ちなみに、我が家は私が専業主婦で夫が会社員という家庭。第二子つわり中は子どもは1歳0~1ヶ月で、保育園には通っていません。両実家は遠方。
夫のご飯は自分で作ってもらう
我が家は私が専業主婦なので、普段は私が夫のご飯を作っています。
しかし、私はつわり中は長時間立つこともままならなく食べ物の臭いで嘔気が強まったので、「料理をする」ということは不可能でした。
そのため、夫の分のご飯は夫自身で作ってもらいました。(帰りが遅い夫の場合、外食が多かったですが。土日はキッチンに立って何かしら作っていました。)
「料理をする」というのは実際にキッチンに立つだけでなく、献立を考えたり食材を購入したりという流れも含む(と私は思っている)ので、「料理をしない」というのはだいぶ心身共に負担が減ります。
メインで子どもの面倒を見る
これ、めちゃくちゃ助かりました。
我が家は普段、私がメインで子どもの面倒を見ていますが(夫は平日仕事があるので仕方がない)、つわり中はできるだけ夫にそれをお願いしました。
土日もそうですが、平日の出勤前も。
平日の日中、私と子ども2人きりだと
「あ~~今気持ち悪い・・・吐きそう・・・横になりたい・・・」
と思っても子どもがいるとそれができないことがほとんどなので、
平日は夫がいるうちに少しでも横になる時間が確保できるとありがたかったです。
土日はほぼ夫がメインで子どもの面倒を見、私は寝室にこもって寝ていました。
[chat face=”prof1.png” name=”ちょここ” align=”left” border=”none” bg=”red” style=”maru”]1人で休める環境が何より欲しかった[/chat]
それと、つわり中はどうしても自分自身の体調に意識が向くので、子どもへの注意力が散漫してしまいます。
例えば、平日に私が気持ち悪くて目をつぶっていたら、娘が何かを口に入れててヒヤッとしたことがありました。普段なら気をつけられることも、つわり中は事故になりかねません。
つわり中の女性はできる範囲で「子どもの面倒を見ない」というのも、大事なことだと思いました。
[chat face=”prof5.png” name=”ちょここ” align=”left” border=”none” bg=”red” style=”maru”]ここで夫の出番だね![/chat]
離乳食のストックを作る
私が第二子妊娠中のつわり時期は、子どもは1歳0~1カ月で離乳食の時期でした。
普段なら私が土日にまとめて離乳食のストックを作るのですが、つわり中は夫に依頼。
子どものお昼寝中にたくさん作ってくれて助かりました。
あとは市販のベビーフードを大量に買ってきてくれたのも嬉しい!
自分や夫のご飯はどうにかなっても、子どもにはちゃんと食べさせないといけないので「ストックがある」「ベビーフードがある」というだけで安心できます。
家事をする
平日の日中に必要な家事は無理ですが、土日は私の分の家事も夫にやってもらいました。
掃除、洗濯、お風呂掃除、料理、買い物・・・・
とにかく、夫がいるときは私は「横になれる」環境にしてもらいました。
出産場所について話し合う
これは「つわり中」とは少し違いますが、つわりがある「妊娠初期だからこそ」嬉しかった夫の行動を挙げます。
妊娠が判明したとき、私と夫はすぐ出産場所について話し合いました。
というのも、妊娠が判明した2020年9月は世界的に新型コロナウイルスの感染が広まっていて、今まで通りの生活ができていないからです。
妊婦健診や出産時も、前回とは違う制約がいろいろあると思い、早目に話し合いを始めました。
第一子出産時は里帰りした我が家ですが、今回は子どもがいます。
結局、今回は里帰りせず近隣病院で出産することに決めたのですが、その理由は
- 私の実家が遠方(コロナ禍での遠出は不安)
- 両親は仕事をしている(私の入院時に子どもを見れるとは限らない)
ということで、出産時も産後も夫婦2人だけで臨むことにしました。
[chat face=”pro3.png” name=”ちょここ” align=”left” border=”none” bg=”red” style=”maru”]あとは、前回里帰りしたときに実家の生活が合わなくてかなりストレスだったのも実は大きな要因・・・[/chat]
そして、入院時に子どもを連れていけるのか、何かあったときにすぐ行ける距離の病院はどこか、感染対策はどうか、といった具合に考えて、夫婦で出産場所を決めました。
つわり中に頭を働かせるのは大変ですが、出産場所を決めたあとは心の余裕が出てきたので早目に話し合えて良かったです。
育休について話し合う
上記の「出産場所について話し合う」の続きになるのですが、出産予定日がわかったあと、夫と育休について話し合いました。
今回は私と夫の2人だけで出産に臨む予定なので、夫が育休を取れないと私も子どもも途方に暮れてしまいます。
夫は「出産後の〇月に休みをとるために、この仕事はいつまでに終えて、引継ぎをここまでにして・・・」とスケジュールを考えていました。
[chat face=”prof6.png” name=”ちょここ” align=”left” border=”none” bg=”red” style=”maru”]先のことを考えてくれる姿は嬉しかった[/chat]
ただ、ここで問題なのが「夫の会社で過去に育休取得した男性がいない」ということ。
そして、「上司が”男性は働いてなんぼだ”の考え方の人」という点も。
夫は育休取得ができるのか・・・不安はありますが、取得してもらわないと私たちも困るわけで、ここは夫に頑張ってもらいたいです。
夫への助けの求め方
今回の第二子妊娠時のつわり中に、私の夫はいろいろ行動してくれました。
ただし、これは夫婦の阿吽の呼吸で動いたというわけではありません。
夫も自分なりに考えて動いてくれたのは事実ですが、私も「これはできないからやってほしい」と言葉ではっきり伝えました。
例えば、つわりにも波があるので動けるときは「今は大丈夫だから掃除機かけちゃうね」と言いましたし、横になりたいときは「吐き気が来て動けないから洗濯はお願い」と依頼しました。
私が言葉に出さないと、「これは俺がやった方がいいの?」と夫も悩んだまま動けないですよね。
私ができないことを言葉に出すことによって、夫はすぐ動けたように思います。
[chat face=”prof6.png” name=”ちょここ” align=”left” border=”none” bg=”red” style=”maru”]こやって私の担当の分の家事もたくさんやってくれて、助かりました。[/chat]
私のつわり中、普段より夫の家事の負担は増えましたが、夫は文句ひとつ言わずやってくれました。むしろ私に「休んでいいよ」と言ってくれたのは嬉しかったです。
▼第一子妊娠中のつわり時期にも夫はたくさん嬉しい行動をしてくれました。こちらも参考にどうぞ▼
http://chococotime.com/tsuwari-otto
つわり中は「自分が生きるだけで精一杯」な状態だったので、子どものお世話もある第二子以降のつわり時期は今まで以上に周りのサポートが不可欠になります。
「少しでも長く横になれる環境」を夫が作ってくれて私はとても助かりました。