不妊治療をしていた当時の私達夫婦は、夫が正社員、私がパートで働いていました。
不妊治療を始めたときに私達が悩んだことが、「不妊治療費は家計のどこから捻出するか」という問題です。
そこで、私達正社員&パートの夫婦が、実際に家計のどこから不妊治療費を捻出して治療を受けたのかをまとめました!
- 夫が正社員&妻がパート
- 不妊治療をしている/しようと思っている
- 他の夫婦の不妊治療費のやりくりを知りたい
私達夫婦のお金のやりくり
お互いに収入のある夫婦のお金のやりくりは、各家庭で異なると思います。
私達夫婦は、結婚当初はお互いに正職員で仕事をしていました。
私は結婚当初、共働きで結婚した友達何人かに夫婦の給料と家計のやりくり方法を聞きました。すると、
- 夫名義で夫婦共有の口座をつくり、お互いの給料の7割を共有口座に入れる(家賃や光熱費などもこの口座から引き落とされる)
- 家賃や光熱費は夫の口座から引き落とされ、かかった費用の半分を妻が夫に渡す。
- 夫の給料で生活し、妻の給料は全て貯金
この3パターンが多かったです。
私達夫婦は、上記の③のパターンを選びました。
つまり、夫の給料で家賃や光熱費などすべて賄い、私の給料は全て貯金するというものです。
そのスタイルを選んだ理由は、
「私の給料は全く手を付けない」と決めると、貯まり易いと思ったから
です。
お互い正職員だった私達夫婦は、結婚式で大金を支払う必要があったので「早く貯金すること」が必要でした。
「どの方法が最も貯まり易いか」と考えたときに、「どちからの給料には手を付けない」のが一番だなと思ったんです。
そして、「どちらの給料を貯金用にしようか」と考えたときに、私はいつか妊娠出産などで仕事を辞めるかもしれないと思っていました。
そのため、
仕事を辞める可能性の少ない夫の給料を「絶対に払う必要のある」もの(つまり生活費)として使い、将来の収入状況がわからない私の給料を「貯金用」としました。
そうして、私達夫婦は「私の給料は一切口座から引き出さない」と決めて夫の給料の範囲内で生活をしました。
夫のお小遣いは、諸々引き落とされた口座の中で余ったお金から。
私のお小遣いは、私の給与口座から一定金額を給料日に引き出してそれ以降は口座には触れない。
という感じでした!
そのスタイルが今も続いています。
不妊治療費の出どころ
私達の家計のやりくりは、上記のように「夫の給料の範囲内で生活し、私の給料は貯金する」というスタイルです。
不妊治療を始めたときは、どこから治療費を捻出しようか悩みました。
私達は結局、「私の給料で不妊治療費を払う」ことにしました。
その理由は、
- 病院に受診するのは夫より私の方が多い
- 私の給料で払える金額だった
- 生活費は全て夫に払ってもらっている
- お金の出どころを一か所にした方がお金の流れが見やすい
ということを考えたからです。
不妊治療では、どうしても女性が受診する機会の方が多くなります。
ですので、受診した際に自分のお財布からお金が出せた方が煩わしくないと思いました。

それに、生活に絶対必要な諸費用は夫の給料から全て払っていますし、これ以上夫の給料から支出を増やすのは可哀想だと思いました。(口座に残ったお金が夫のお小遣いなので)
また、お金の出どころを分散せず1か所にまとめることで、「今月の治療費はいくらかかった」と目に見えてわかりやすいと思いました。
以上のことから、私達は「不妊治療費は私の給料から払う」というスタイルにたどり着きました!
ちなみに、同じく不妊治療をしていた共働きの友達に、私達のお金のやりくりを伝えると「どちらかの給料だけで不妊治療費を払うなんておかしい!」と言われてしまいました。
その友達の家計のやりくりは、家賃や光熱費はもちろん、不妊治療費も完全折半でやっていたようです。
家計によって、不妊治療費の出どころも大きく変わるんだなと思った瞬間でした。
まとめ
夫→正社員、私→パートでそれぞれ給料を得ている私達夫婦は、
夫の給料→生活費全般
私の給料→不妊治療費
としました。
このようにすることで、
- 病院での支払いがスムーズ
- 月にかかった治療費が一目でわかる
- 私達の場合、夫のお小遣いが減らない
というメリットがありました!
私達の不妊治療は、一般不妊治療の範囲なのでパートの私の給料でもなんとか払えました。
もし、高度な治療が必要になると、夫の給料からも治療費を出さないとやっていけません。
そのときは、家計のやりくりを夫と相談しようと思いました。
私達と同じように、正社員&パートの夫婦で不妊治療費のやりくりで迷っている方やこれから不妊治療を始める方に、少しでも参考になればと思います。


