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絵本「日本の昔ばなし」から学ぶこと

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2歳の長女のために買った昔話の絵本。

これが大人が読んでも面白いのです!

なんとな~くしか知らなかった昔話を改めて知っていくと、奥が深いのだと思いました。

中でも私は”こぶとりじいさん”が胸に響きました。

私はこれから”こぶとりじいさん”のように生きていきます。

目次

”日本の昔ばなし”を子どもの誕生日プレゼントに

子どもの2歳の誕生日に、この”日本の昔ばなし”の絵本をプレゼントしました。

表紙の絵が可愛かったことと子どもに昔ばなしを聞かせたいと思ったからです。

本当は私が昔ばなしを知りたかったからなんですけどね。

絵本が好きな子どもは喜んで受け取ってくれました。

「むかしばなし、読んで!」といって今でもほぼ毎日これを読んでいます。

子どもが好きなのは桃太郎で、こればっかり繰り返してますが。私は他のも読みたい。

昔ばなしは生き方を教えてくれる

この絵本の中にはたくさんの昔ばなしが収録されています。

聞いたことのあるものや初めてのものまで。

そのほとんどの作品に共通することは、欲を持たず誠実に慎ましく生きていくと成功できるということです。

なるほど。人生の先輩からのアドバイスですね。

私が特に感銘を受けたのが”こぶとりじいさん”

みなさんは”こぶとりじいさん”がどんなお話かご存知ですか?

”小太りなおじいさん”ではないですよ!”こぶ”があるおじいさんのお話です( ̄ー ̄)

私自身、昔は”小太りなおじいさん”のお話かと思っていましたけどね。

”こぶとりじいさん”を、私は こぶのあるおじいさんの話 くらいしかわからなかったのですが、この絵本で初めて内容を知り、なんと素晴らしい!と思ったのです。

登場人物は顔にこぶのある2人のおじいさん。

1人のおじいさんはこぶを気にせずのんびりと生きていて、もう1人はこぶを気にしてイライラしながら生きています

こぶを気にしていないおじいさんは、鬼に遭遇しても一緒に楽しく歌って踊り、気に入られた鬼にこぶをとってもらいました。

一方のこぶを気にしているおじいさんは、鬼に遭遇したら怖くてぶるぶる震え、不快に思った鬼からこぶを一つ顔に付けられてしまいました(こぶを気にしていないおじいさんのこぶを!)。

顔がきれいになって喜ぶ、こぶを気にしていないおじいさん。

顔のこぶが二つになって悲しむ、こぶを気にするおじいさん。

何事も気にせずのんびりと生きていると良いことがあるよ、という話が”こぶとりじいさん”です。

こぶとりじいさんのように生きていきたい

こぶとりじいさんがめちゃめちゃ好きになったのは、前半のこぶとりじいさんのセリフです。

こぶを気にしていない呑気なおじいさんは

「じゃまなこぶだが、しかたない。わっはっは。」

といっていつも楽しく暮らしています。

このセリフです。おじいさん、素敵!と思いました。

嫌だなぁと思うことがあっても、笑い飛ばせる心の広さ!

人生、嫌なことも理不尽なこともたくさんあります。自分の力ではどうにもならないことの方が多いのかもしれません。

私は一つのことが気になったらずーーーっと気にしてしまうタイプなんです。過ぎたことは考えても何もできないのに、ああすれば良かったこうすれば良かったと後悔することがしょうっちゅうあって。

そういうときって大体機嫌が悪くなるんですよね。話しかけないでオーラが出てしまうし、グチグチ文句ばかり。自分で自分を好きになれない瞬間です。ネガティブな感情になってしまいます。

私はまさに”こぶを気にするおじいさん”そっくりなのです。

”こぶとりじいさん”だと、このままでは私は悲しい人生になってしまいます。それは嫌です。

だから、これからは”こぶを気にしないおじいさん”のように生きると決めました

気になることがあっても思いつめずに仕方がないといって大きく笑うこと。

そうしたら成功するはずです。きっと人生が楽しくなります。

私は人生は楽しく過ごしたい。自分を苦しめても良いことは何一つありません。自分の考え方次第で楽しみを作ることもできるのです。

こぶとりじいさんを、私の教訓にしたいと思います。

どうしようもないことは、しかたない。わっはっは!

昔ばなしは大人も楽しめる絵本

子ども用に買った昔ばなしの絵本ですが、子どもよりも私の方がハマってしまいました。

さすが現代まで語り継がれているだけあるなぁ。

わたしが”こぶとりじいさん”に感銘を受けたように、読んだ人の心に残る作品がきっとあると思います。

日本の昔ばなし、素敵な絵本です。

 

こぶとりじいさんが収録されているのはこちらです↓

 

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