
人生初のラン活が終わりました!
先日、この春に年長クラスになった娘のランドセルを購入しました。
ラン活は大変…と思っていましたが、大事なポイントを押さえることで、無理に時間をかけなくても親子で満足できるランドセルを選べました!
今回は私のラン活体験をもとに、ランドセル選びで大切な「フィッティング」や、知っておくべき情報をシェアします。
実際の写真も載せますので、ぜひ参考にしてください(^^)
はじめてのラン活、何から始めたらいいの?


周りのママ友がやっていて、気になってきた



明日ランドセル見に行くんだよね~



え!?ランドセル!?早くない?
年中の終業式が終わったあとの春休み。
たまたま会ったママ友と世間話をしていたら、急に「ランドセル」の言葉が出てきました。
それまで私は、「ラン活」という言葉自体は知っていたけど、正直そこまで真剣に考えていなくて。
でも、このママ友を始め、周りの友達はどんどんラン活に動き始めているとのこと。



私はもうびっくりで…夏休みくらいに買えばいいかと思ってた(汗)
「まだ早いかも」という気持ちはありましたが、娘に損をさせる結果になってしまったら嫌だなと思い、一度ちゃんと調べてみることにしました。
ネットで調べても情報が多すぎて疲弊
私は早速、ネットで「ランドセル 選び方」と検索。
そこで待っていたのは…膨大な情報の嵐でした。
素材?牛革?人工皮革?A4フラットファイル対応?ワンタッチロック?肩ベルトの形状?背カン?



単語の意味がちんぷんかんぷん(泣)
情報が多すぎて何が重要なのかわからなくなり、どっと疲れてしまいました。
高いランドセルほど良いの?人気ブランドを選べば間違いないの?リュックはどうなの?
…ランドセル選びって、大変。
デザインやブランドより「子どもに合うか」が一番大事だと思った
その後しばらく情報収集をやめていましたが、年長になった4月、娘から「ママ!ランドセルがほしい!」との言葉がありました。



ここで私も、覚悟を決めます。
(早く購入すれば、そのあと精神的に楽になるとも思ったので)
私は、子どものランドセル選びで一番大事にしたいことって何だろうと、改めて考えます。
- ランドセル自体の軽さも大事。だって今の子の勉強道具は、相当重いらしい。
- 収容量も大事。タブレットも入れるみたい。
- 丈夫さも大事。6年間使ってほしい。
- デザインも大事。娘が好きなものじゃなきゃ、使いたくならないよね。
- 価格も大事。どんなに良い物でも、高すぎたら買えない…
あれやこれやと考えていて、ふと先日夫とした会話を思い出しました。



見た目が気に入って靴を買ったんだけど、靴擦れしちゃった。



え~ショックだね。
・・・これじゃないですかね?ランドセル選びで重要なこと。
ランドセルって、毎日朝晩で身に付けるものじゃないですか。しかも、体にかなり密着する。
それが体に合わなかったら、傷ができたり、痛くなったり、背負うのが嫌になったりするかもしれない。
私は、娘にそのようなことは起こって欲しくないです。
だから。
ランドセル選びで最も大事なのは、体に合っていることじゃないかと思いました。
どんなメーカーやデザインでも構わないけど、娘の体に合ったものが良い。
娘には、毎日背負うランドセルは好きになってもらいたいです。
娘の体に合うことは、私の譲れない条件でした。
フィッティングの大切さに気づいた瞬間


ランドセル屋さんのブログとの出会い
「娘の体に合うランドセルがほしい」と思っても、数あるランドセルの中からどれが娘に合うのか、さっぱりわかりません。



これは、各メーカーの展示会に行って、実際に背負ってみるしかないのか…時間かかりそう…(泣)
そのときに、たまたまXでランドセル専門店のブログを見つけました。
なんでも、ランドセルだけ売って20年の店主が書いているブログなんだとか。
すぐさま私は、そのブログを読み漁りました。(ブログの詳細は後半に)
ブログが教えてくれた「子どもに合うか」が最優先という考え
そのブログでは「ランドセルは見た目や価格だけで選ぶものではなく、子どもの骨格に合わせて選ぶもの」と書かれていました。
デザインが可愛くても、ブランドが有名でも、子どもが背負って「重い」「痛い」と感じるランドセルは意味がない。



まさに、私も同じことを考えていた!!
ブログ曰く、ランドセル選びはフィッティングから始めるのが大事なんだそうです。
体に合う形のランドセルを知り、その中から好みのデザインや価格のランドセルを見つける。
目からウロコでした。
実際にそのお店に足を運んでみることに
ブログを読んだ私は、このお店で買いたいと強く思うようになりました。
なんでも、フィッティングからランドセル選びをサポートしてくれるお店って、なかなかないらしいです。
お店は東京と横浜にあるとのことで、予約をして実際にお店に行くことに!
当日、娘は朝から「ランドセル買う~♪」とわくわく。



私も、良いランドセルがあったら買おうと、ちょっとドキドキしながらお店の扉を開けました。
実店舗での体験が教えてくれたこと
試着して知った「おんぶ型」と「ホールド型」
ランドセルの型には、主に以下の種類があるのをご存知ですか?
- ノーマル型
- おんぶ型
- ホールド型
ノーマル型は、私たち世代が使っていたランドセル。
しかし、勉強道具が増えて重くなっている今の子どもたちにとっては、体への負担が大きすぎるようです。(なのでこのお店では扱っていない)
おんぶ型で有名なメーカーは「フィットちゃん」。
ホールド型は、セイバンの「天使のはね」。
2つのランドセルを、娘が実際に背負ってみると・・・・
違いは一目瞭然!
と、店員さんは言っていましたが、私は言われるまでわかりませんでした。



それくらいフィッティングにはプロ目線が大事だということ!
ランドセルの型で背負い心地が全く変わる
「おんぶ型のフィットちゃん」と「ホールド型の天使のはね」を背負ってみると、娘には「おんぶ型のフィットちゃん」の方が、体にピッタリ合っていました。


背中にスキマがなく、肩ベルトも安定しています。
「ホールド型の天使のはね」も良さそうに思いましたが、店員さんが言うには「悪くはないレベル」とのことです。
というのも、天使のはねを背負っていた娘が一瞬肩ベルトに手をかけたのを、店員さんは見逃しませんでした。
「この仕草をするということは、肩の形にベルトが合っていないということです」と教えてくれました。
なんと・・・!!
素人の私は、全く気にしていなかった点です。



フィッティング一筋で20年やっているお店は、見る視点が違うなと感服しました。
ということで、娘のランドセルは「おんぶ型」の中から選ぶことになりました。
ランドセル選び、わが家の決め手はここだった


子どもの「これがいい!」を尊重した理由
おんぶ型のランドセルを教えてもらって、その中からデザインや価格、機能で比較検討しました。
ここまでは、娘の意見もそうですが、親の意見も結構入りました。
娘には最終的に残った3つの中から「この中から欲しいランドセルを選んでね」と伝えます。
そして、娘が「リボンが可愛かったから」と気に入ったランドセルを購入。
こうして、自分の“好き”で選んだポイントがあると、6年間毎日使うランドセルにも愛着がわくと思いました。



候補選びでは親の意見も取り入れつつ、最終的な決定は子ども自身に任せる、というスタイルで決定♪


親として気にしたポイントと妥協したこと
機能やデザイン、収容量など、申し分ないランドセルを選べて、親子ともに満足しています。
しかし、強いて妥協ポイントを言うとしたら、価格ですね。



あと1~2万円安かったら、金銭面では嬉しいですが…
それでも、早期シーズンだったからか、定価7万ちょっとのランドセルを6万ちょっとで買えました!
6万円台のランドセルは想定の範囲内だったので、親子で満足できるランドセルを選べたことが、何より嬉しかったです!
「6万円」とだけ聞くと高価ですが「6年間体に合ったランドセルを背負える」と考えると、我が家では納得のいく金額でした。
ランドセル選びで後悔しないために伝えたいこと


フィッティングを起点にラン活をスタートする
私がラン活を通して学んだこと。
それは「まずはフィッティングから始めること」です。
デザインや色、ブランドよりも先に、子どもに合うランドセルの形状を知ることが大切です。
ぜひ実店舗で背負わせてみて、お子さんの反応を見てください。



フィッティングの大切さや見るべきポイントは、以下のブログに記載されています。
自分の目と子どもの声、どちらも大切に
最後に伝えたいのは、親の目と子どもの声、どちらも大切にしてほしいということです。
親の経験や知識で選ぶべきポイントと、実際に使う子どもの感覚の両方を尊重した、バランスの良い選択が理想的だと思います。
「かわいい」「かっこいい」だけでなく、「背負いやすい」「疲れにくい」という視点も大切にして、ランドセルを好きになってもらいたいですね。
まとめ:体験してこそわかった、ランドセル選びの本当の正解


ランドセル選びに「絶対の正解」はないですよね。
でも、後悔しないためには「子どもにとって背負いやすく、親として安心できるランドセル」が、6年間毎日使い続けるランドセルの本当の価値だと思います。
そのためには、フィッティングからランドセル選びを始めるのがおすすめです。
私たち親は、ついつい「見た目」や「周りの評判」に引っ張られがちですが、実際に使うのは子どもたち。
その小さな背中や肩に合うかどうかを最優先に考えてあげることが、結果的には最良の選択になると思います。
実際に私と夫、そして娘は、みんなが満足できる最高のランドセル選びができました。



「ランドセルのお店楽しかった!」「早くランドセルが届いてほしい!」という娘の言葉が、何よりの証拠だと思います。
「ラン活」という言葉に惑わされず、お子さんの体に合ったランドセルを、親子で楽しく見つけることを大切にしてください。
みなさんにとってランドセル選びが素敵な思い出になりますように(^^)