第一子妊娠中の私は、里帰り出産のために妊娠9ヶ月で地元に帰りました。
自分の実家だから、とそこまで気負わずに里帰りしたのですが、実際に里帰りしてみるとしばらく居心地が悪かったです。
というのも、自宅と実家での生活スタイルが全然違うので、精神的なストレスを感じたからです。
しかし、私は「実家で自分の役割を1つ作る」ことで、里帰り中の精神的ストレスを軽減することができました。
里帰り中の体験談と、精神的ストレス軽減のために私がしたことをまとめました。
想像より生活しづらかった実家
私が里帰り出産を選択した理由は、「実家の方が人手が多いから」です。
私の居住地の周りには、実両親も義両親も親戚もだれ一人として頼れる人がいません。お産のときに何かあっても、仕事中だと夫に連絡が取れない可能性もありました。
しかし、里帰りをすれば父や母や兄弟、親戚がいるので、誰かしらに連絡が取れると考えました。
このような理由で里帰りを選んだのですが、実際に実家で生活をすると、最初はものすごく居心地が悪くてストレスが溜まりました。
生活スタイルや食習慣が合わない
実家で朝起きてから夜寝るまでの生活リズムは、私と夫が過ごす家での生活と全く異なるものでした。
起きる時間も違えばお風呂の時間も違う。ご飯の食べる場所やテレビを付けるかどうかなど、細かいところで「実家ではこうしてるんだ」と思うことが多々ありました。
また、食習慣の違いも戸惑うポイントでした。
例えば、実家では夕食に白米とうどんが一緒に出てきたり(私は白米とうどんは一緒には食べない)、サラダのドレッシングをドバドバかけたり(私は少量派)など。
母親に作ってもらっているので、文句を言えない立場だからこそ、尚更ストレスが溜まりました。
家事の勝手がわからない
実家では家事は母親がやっているのですが、洗濯機を回すタイミングや洗濯物の干し方・畳み方、掃除機のかけ方など、里帰りした当初は私は実家の家事の勝手が全くわかりませんでした。
特に、私の母は自分でやらないと気が済まない性格だったのもあり、何をどこまで手伝うべきかどうか悩みました。
約10年ぶりの実家での生活
私は高校卒業と同時に上京をしたので、今回の里帰りで長期間実家に滞在するのは約10年ぶりでした。
[chat face=”prof1.png” name=”ちょここ” align=”left” border=”none” bg=”red” style=”maru”]今までは、たまに帰省しても数日や長くて1週間くらいだったよ[/chat]
産後1カ月健診までは実家にいようと思っているので、最低でも3か月は実家にいることになります。
しかし、いくら18年間を過ごした家であっても、今現在の実家の生活スタイルは全くわかりませんでした。
10年という期間は、想像をはるかに超える精神的な障壁となりました。
家事をしない罪悪感
里帰り当初は、私は子宮頸管短縮のために「できるだけ安静が必要な状態」でした。そのため、家事は全部母親にお願いしました。(里帰り前から、理由と共に家事ができないことは伝えて了承済でした)
http://chococotime.com/jitaku-ansei
その後妊娠経過は悪化なく、安静も解除となりました。
母親は「妊婦さんは休んでていいよ」と言ってくれ、しばらくその言葉に甘えていたのですが、だんだんと罪悪感が増してきました。
[chat face=”pro3.png” name=”ちょここ” align=”left” border=”none” bg=”red” style=”maru”]安静は不要なのに自分は食べて寝るだけの生活じゃ申し訳ない、と思ったよ[/chat]
料理を作ってもらい、洗濯もしてもらい、お風呂の準備や私が過ごす部屋の掃除など、全部母親にしてもらってる身でしたから。
気づいたら「母に全部任せてしまってる。私も何かしたいが、どうしよう。何もしないで家にいて良いのだろうか」と悩んでいる自分がいました。
これが、実家での居心地の悪さにつながりました。
「お皿洗い」を私の役割にした
あるとき母親が仕事中に腕を負傷してしまいました。
それを機に、「私もできる家事をやるから!」と伝えたところ、母は最初は断りましたが私が「何もしないで家にいるのは居心地が悪い」と正直に言うと「じゃあお願いしようかな」と返事がありました。
お腹が大きい身でお風呂掃除や掃除機がけは難しく、洗濯物も干し方など母のこだわりがあるので、食後のお皿洗いを私の担当にしてもらいました。
お皿洗いたった一つですが、このように「私の役割」を得られたことで、「何もしないで家にいて申し訳ない」という罪悪感が軽減されました。
私は、家事を全部母親に任せていたことによる精神的ストレスが一番大きかったのだと気づきました。
ストレス軽減には「時間」と「役割」が必要だった
里帰りして1カ月が経った今、里帰り当初と比べると実家での居心地は格段に良くなっています。
その理由は、
- 実家での生活リズムに慣れてきたこと
- 実家での自分の役割を得たことで「ここにいて良いんだ」と思えるようになったこと
の2つが大きいと考えています。
安静が必要などの場合は除き、実家であっても家事など何か自分の役割を持つことは、精神的なストレス軽減につながるのだと感じました。
[chat face=”pro3.png” name=”ちょここ” align=”left” border=”none” bg=”red” style=”maru”]ちなみに、産後はお皿洗いも全て親にお願いするつもり。さすがに出産直後に赤ちゃんのお世話をしながら家事はできないと思うから・・・[/chat]
実家での居心地が良くなった今、余計な心配事が消えて出産のことだけを考えられるようになりました。
産まれてくる赤ちゃんに会える日が本当に楽しみです!
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