先日、「海が走るエンドロール」という漫画を読みました。
夫を亡くした65才の主人公うみ子が、1人の美大生と出会い、共に映画を作っていくというお話。
私がこの作品を読んだのは、ラジオを聞いていて、パーソナリティーが「面白いよ~」と言っていたから。
それまでは作品名を聞いたことがなくて、SNSで話題だったとも知らず・・・(普段漫画はあまり読まない)
でも、大好きなパーソナリティーさんの勧める漫画なら読んでみたい!と思って読んでみると、なるほど、面白かったです!
そして、奇しくも昨日「このマンガがすごい!2022」が発表され、この「海が走るエンドロール」は一位でした。すごい!
以下、海が走るエンドロールを読んだ私の感想です。
好きなことに取り組むことへの、刺激を受ける
主人公のうみ子も、うみ子が出会う美大生の海も、共通するのは映画か好きなこと。
中でも映画を「作る」のが好きなんです。
自分の思いや気持ちを映像に表していくこと。
二人はそこに映画の魅力を感じています。
途中、海が「映像を作っていくのは楽しい。反応はゼロでも、動画サイトにアップしている」という内容のセリフを言うんです。
私は、このセリフが最も胸に響きました。
何か夢中で好きになれるものがある人って、周りからの反応を気にせずに続けられるんだなぁ、と。
海は本当に映像作りが好きなんだな、と。
二人の映画への取り組みを見て、私も好きなことを頑張りたいって、心から思いました。
私だと、文章を書くことかな。
11月に入ってから、ブログで毎日文章を書いています。
これが本当に楽しくて。
自分のブログの方向性が定まったのもあるけど、私は文章を書くのが好きだって、改めて思いました。
例え反応がゼロでも。好きだから、続けていたい。海のように。
そう思いました。
海が走るエンドロールは単行本だと現在1巻まで発売されています。
続きが気になります。
「としたい」で、この作品を知る
私が「海が走るエンドロール」を知ったのは、「佐倉としたい大西」というラジオ。通称「としたい」。
声優の佐倉綾音さんと大西沙織さんがパーソナリティーを務めています。
私は数年前からとしたいリスナーなんですが、佐倉さんと大西さんの掛け合いがめちゃめちゃ好きなんですよ。
佐倉さんのことが大好きな大西さん。クールに見えるけど実は大西さんのことが大好きな佐倉さん。
この二人の組み合わせ、最高。
いつも笑います。ほのぼのとした笑いというか、くだらない笑いというか。
教室で、自分の後ろの席に当たった仲良し二人組の会話が嫌でも気になっちゃう、みたいな。
二人が普通に会話しているだけなのに、それが面白いんですよね~。
私はヒロアカが好きで、お茶子の声優が佐倉さんだったことからとしたいを聞き始めました。
そしたらもっと佐倉さんが好きになった。
佐倉さん、ネタが豊富。何でも知ってる。
アニメや漫画などの作品についてもそうだけど、一般的なこととかも。
よくこれだけ喋れるなぁって関心していたら、佐倉さん、小さい頃から本が好きだったんですね。
以前としたいで、家には何千冊の本があると言っていました。本の重みで部屋家が傾いてる、と。
で、そのうち1000冊を処分したそうですが・・・1000冊処分!?
一体、家にはどれくらいの本があるんでしょう。
驚いたのを覚えています。
佐倉さんを見てて思うのですが、ネタが豊富にあるのって、読書してきたのが大きな要因ですよね、絶対。
もし何か機会があって私がラジオパーソナリティーをやってと言われたら(絶対にないけれど)、私なら間が持ちません。話せる内容がない。フリートークとか無理。
知識があるってどいういう場面に於いても強いと思います。
佐倉さん、本当に憧れる。
声のお芝居が上手なのは言うまでもなく、ラジオであれだけ面白く話せるし。自分の得意分野をお仕事にできるって素敵だなぁ。
ところで私が好きな声優さんは、梶くん。これはずっとずっと言っている。譲れない。
そして二番目が、佐倉さん。
この二人の組み合わせ尊い・・・
私はいつか、声優さんの朗読劇を見たい。
将来子どもたちと一緒に見に行けたらなぁ、なんて。声優さんのすごさを目の当たりにしてほしい。心動かされるものがあると思う。
海が走るエンドロールの感想を書こうとしたのに、いつしかとしたいの話題になってしまった。
それもまた、好きなことを書けるブログの良い所。