結婚式では今までで一番きれいな自分を見せたいですよね。
エステや美容室、ダイエットなど、結婚式前に美に磨きをかける女性は多いと思います。
私も結婚式前には自分がきれいになれる方法を探しており、あるとき「結婚式前に歯のホワイトニングがおススメ」との情報を得ました。
歯が白くなることで、笑顔に自信が持てたり写真映りが良くなるのだそうです。
そこで私は、結婚式の1カ月前から「ホームホワイトニング」をしました。
先に結論を述べますと、結婚式1カ月前のホームホワイトニング効果は「全くわからなかった」です。
時間とお金をかけて損をしたと思いました。
結婚式前に歯のホワイトニングを考えている方に、私の体験談を参考にしていただきたいです。
目次
歯のホワイトニングとは
日本人の歯の色は黄色っぽいのが平均的で、薬剤を使って歯の色を白くするのがホワイトニングです。
- オフィスホワイトニング
- ホームホワイトニング
- デュアルホワイトニング
オフィスホワイトニングは、歯医者に行って歯科衛生士さんにホワイトニングをしてもらいます。通う手間がある一方、早く白さを実感できます。
ホームホワイトニングは薬剤を入れたマウスピースを装着する方法で、自宅でホワイトニングができます。こちらの方が価格は安いです。
デュアルホワイトニングはこれらを併用した方法です。
ホームホワイトニングにした理由
まず、私が結婚式前にホワイトニングをしようと思った理由は、今までで一番美しい状態で結婚式に臨みたかったからです。
それまで自分の歯の色について意識したことはありませんでした。
しかし、結婚式前の歯のホワイトニングが人気という情報を聞くと、鏡で自分の歯を毎日見る日が続きました。
ネットで調べる画像は、どれも歯が白い新婦さんばかりです。
情報を得れば得るほど、私には歯のホワイトニングが必要な気がしてきました。

そして私がホームホワイトニングを選んだ理由は、仕事をしていて歯医者に行く時間が取れなかったからです。
また、結婚式関連の出費を少しでも減らしたかったこともあります。
トラウマになったマウスピース作り
ホームホワイトニングをするにはマウスピースを作る必要がありますが、私はマウスピース作りでトラウマになるほど嫌な思いをしました。
マウスピースを作るためには歯型を取ります。
歯医者で歯型を取ったことがある人ならご存知だと思いますが、歯型を取るためにゴムの塊のようなものを口の中に入れますよね。
不快感を抱かれる方には申し訳ないのですが、歯科衛生士さんが私の奥歯を触ろうとした瞬間、「おえっっっっ!!!!」と吐きそうになりました。
中身が出てきそうなのを必死に堪えながら、苦しさに涙が出る私。
呼吸ができなくなって焦ったのを今でも覚えています。
歯科衛生士さんがリクライニングチェアを戻してくれ何とか落ち着いたものの、口の中に指を入れられるのが恐怖になりました。
このように私は嘔吐反射によって奥歯の型取りができず、それ以外の歯でマウスピースを作ることになりました。
ホームホワイトニング中の感想
苦しさに耐えながら何とか作ったマウスピースを受け取り、自宅でのホームホワイトニングを始めました。
ホームホワイトニング中の私の感想です。
初めは薬剤がしみた
ホームホワイトニングはマウスピースに薬剤を入れ、それを歯に装着します。
初めて使ったときは、薬剤がしみるような感覚がありました。
歯医者でそのような反応が出る人もいると聞いていましたが、数日続けると慣れました。
マウスピースが不快
私は口の中のマウスピースがとても不快でした。
毎晩寝る前の2時間でホームホワイトニングをしていましたが、早くマウスピースを取りたいと常に思っていました。
私は口の中に何かがある状態に耐えられない人なんだと思いました。
ホームホワイトニングの効果
結婚式1カ月前に始めたホームホワイトニングは、私は全く効果を感じませんでした。
初回のカウンセリングで自分の歯の色を教えてもらったのですが、私は「A3」でした。

上記の画像は、私がホワイトニングを受けた「ホワイトエッセンス」のサイトからです。
1カ月のホームホワイトニングの後に再度受診したところ、私の歯の色は「A2」と言われました。

ん・・・??
何か変わったのでしょうか?
さすがにA3と010だとハッキリわかりますが、A3とA2で違いがわかる方はいますか?
不快だったマウスピースに毎日耐え、決して安くないお金を払ったのに、私には歯の色の違いがわかりませんでした。
そもそも結婚式で新婦の歯を見るか?
結婚式できれいな自分でいたい、自信を持った笑顔で過ごしたいと思って始めた歯のホワイトニングでしたが、私には無意味でした。
そもそも、私は参列した結婚式で新婦の歯を見たことがあったでしょうか?
ドレスがきれいとか料理がおいしい等は覚えていても、新婦さんの歯が白かったのかどうかは今まで誰1人として覚えていません。
私自身や友達の結婚式の写真を見返しても、笑った顔から見える歯の色が黄色いと感じたことはありません。
よほどのアップ写真を撮りたいか、ヘビースモーカーで歯が真っ黒というのなら別ですが、そうでないのなら結婚式前の歯のホワイトニングの必要性は低いように思います。
歯のホワイトニングはがっつりやらないと意味がない
歯の色の違いがハッキリわかるくらいホワイトニングをしたいのであれば、私以上の時間とお金をかける必要があると思います。
結婚式前1カ月にホームホワイトニングをするくらいでは、意味がありませんでした。
結婚式に向けて歯のホワイトニングを検討されている方は、どのくらい時間とお金をかけられるか、そもそもホワイトニングは必要なのかということを今一度考えてみてはどうでしょうか。


