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【体験談】男性育休を2ヵ月取得した夫と育休中の我が家の様子

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2021年5月に第二子を出産しましたが、今回の出産に当たり、夫が育休を2ヵ月取得しました。

私が専業主婦、両実家が遠く(コロナ禍だったので)サポートが望めない中で、夫だけが頼りだった我が家。

夫が育休を取得してくれて本当に良かったです。

そして2ヵ月という期間も、長すぎず短すぎず、丁度よかったと感じています。

夫が2ヵ月の育休を取得した、我が家の体験談をご紹介します。

目次

夫の育休取得が必要と考えた理由

まず、現在の我が家の家族構成は、私と夫、2歳と今年5月に産まれた0歳の子どもの4人暮らしです。

私が専業主婦、夫は会社員。
子どもは保育園に通っておらず、私がみています。

そして私も夫も実家が遠く(飛行機や新幹線を使う距離)、身近に頼れる親族は全くいません

そんな環境の我が家は、2020年秋に第二子妊娠が発覚しました。

第一子は里帰り出産をしましたが、今回は

  • コロナ禍
  • 実家の両親は働いている

こともあり、現居住地で出産することにしました。

しかし、第一子のときと違って今回は出産前後で上の子をどうするかという問題があります。

周りに頼れる家族親族が全くいないため、自分たちでなんとかするしかない!

そこで、私たちは上の子のお世話のために夫が育休を取得することが必要と判断しました。

職場で初の男性育休取得。夫が育休を取るまで

夫が上司に育休希望を伝えた時期

実際に夫が職場の上司に育休取得希望の旨を伝えたのは、妊娠中期のころ(妊娠6~7ヵ月ごろ)でした。

夫の会社では過去に男性が育休を取得した例がありません。

夫は初の男性育休取得者となるわけで、職場での風当りや手続きの面で不安があったようです。

しかし幸いなことに上司の理解があり、育休をとること自体は問題なく決まりました。

(上司の理解があったのは本当にありがたかったです!)

大変だったのは仕事の引継ぎ

ただ、夫の場合、育休中に仕事を引き継いでくれる人を見つけるのが大変だったようでした。

夫は数多くの案件を持っていて、その全てを他の人に振れる量ではなかったらしいのです。

どうしたものかと悩んでいたところ、ちょうど中途採用の人が入職し、夫の仕事は全てその人に引き継ぎました

夫が育休に入る少し前に仕事は全部彼に引き継げたため、夫はスムーズに育休に突入。

夫曰く、育休が取れたのは彼が入ってきてくれたからだと言っていました。

我が家はタイミングに恵まれたようです。

育休期間を2ヵ月にした理由

夫は2ヵ月の育休を取りました。

しかし、初めは夫の育休期間は3ヶ月にしようと考えていました。

第一子出産後を振り返ると、首が座るまでの時期が一番辛かったので、その期間は夫にいてもらいたいと思ったからです。

それを2か月に短縮したのは、経済的理由です。

夫の育休中、給料は出ません。あとで育児休業給付金が入りますが、それまでは貯金でやりくりします

第二子出産当時、我が家にはそこまで貯金の余裕がなく・・・・

我が家は夫の育休期間が2ヵ月が限界だと判断しました。

そう、貯金があったら、夫の育休はもっと長かったと思います。

お金は大事です・・・・

夫は、私が出産のために入院したとき(出産が土曜日だったので、2日後の月曜日)から育休を取得しました。

夫の育休中の我が家の生活スケジュール

私の入院中は、夫と上の子の2人生活です。(夫はここで初めて上の子と2人きりで過ごしました!)

そして退院後は、私が新生児担当夫が上の子&家事担当、という役割分担で生活しました。

ちなみに夜も私が新生児の担当です。
上の子のお世話があるため夫に寝不足になってほしくなかったので、私の希望で夫は夜はぐっすり寝てもらうようにしました。

育休中の夫の過ごし方

育休中の夫の1日のスケジュールを、以下に表します。(だいたいです)

7:00  起床、朝食、上の子の身支度
9:00  掃除洗濯など
10:00  上の子と公園で遊ぶ
13:00  帰宅、昼食
13:30  上の子お昼寝
14:00  下の子沐浴(夫婦で)
15:00  上の子起床、おやつ、お散歩
17:30  夕食
18:30  上の子と入浴
20:00  上の子就寝
24:00  自分就寝


上の子中心の生活スタイルです。

私は出産直後は家のことに関しては戦力外だったので(体力もないし精神的に余裕がなくて)、家事も全て夫がやっていました。

夫が育休中の私の過ごし方

上の子のお世話と家事は夫がやってくれるので、私はひたすら新生児のお世話です。

もちろん、自分の体力回復も必要。

産後3週間くらいまでは、ほとんど布団で寝ていました。

ただ、私の場合、出産の傷が少なく安産だったために産後3週間を過ぎると動く力が出てきました。

ずっと寝ている生活も夫に申し訳なくなってきたので、お皿洗いから家事復帰をし、産後1ヵ月を迎えて掃除機がけを担当。

こうやって少しずつ私の分の家事も増やしていきます。

ちなみに、私が動けるようになってからも上の子のお世話は育休中ずっと夫がやっていました

そのおかげか、ママっ子だった上の子は「パパ~!」と夫に懐くようになりましたよ(*^_^*)

夫の育休明けが近くなってやったこと

産後1カ月半が過ぎ夫の育休明けが見えてきたところで、私は子ども2人を連れた外出の練習をし始めました。

下の子を抱っこ紐に入れて、上の子をベビーカーに乗せて外出するのが我が家のパターン。

夫と一緒に、私が2人の子どもを連れて外出する方法をシミュレーション(実際に公園に行ってみたり)します。

そこで

  • 外出時に必要な物品
  • 気を付けること

などを把握しました。

夫が仕事に戻ると平日は起床から就寝までワンオペで子どもたちのお世話をするため、私にはこういう心の準備が必要です。

(あとは、夫の育休中の間に家の中を整理したり!)

夫の存在は私のメンタル面でも欠かせなかった

私は体の回復は早かったものの、精神面ではなかなか元に戻りませんでした。

精神的な回復は産後5ヵ月経った今、やっと落ち着いてきたという感じです。

私は夫の育休中2か月の間、何度も泣きました

自分でもよくわからないところで、うわーーーっと涙が出てきたんです。

ちょうど2才前後で自我が強く芽生えてきた上の子に対して、可愛くないと思ってしまったこともありました。

そんな自分への罪悪感と子どもへの申し訳なさでまた泣き・・・

そういうときは、私は子どもたちから離れるようにしていました。

2人の子どもは夫にお任せです。

ああ。夫が家にいて本当に良かった。そう強く思います。

産後の女性は、体が回復したように思っても精神状態が落ち着くまでは時間が必要です。

こういう場面でこそ、夫の存在が必要だと身をもって感じました。

育休で夫が側にいたからこそ私たちは乗り越えられた

私は、今回夫に育休を取ってもらって良かったと思いました。

我が家の育休中の夫の役割は、

  1. 上の子のお世話
  2. 家のこと
  3. 私のメンタルケア

でした。

そして夫の育休期間が2ヵ月で丁度良いと思った理由は、

  1. 最初の1ヵ月は私の体力回復期間
  2. 次の1ヵ月は2児ワンオペの準備期間

になったからです。

本音を言えば、もっと長く育休はとってほしかったです。せめてあと1ヵ月・・・赤ちゃんの首がすわるまで・・・

でも、もし夫があと1ヵ月育休を取ったとしても、逆にやることがなくて時間を持て余していたかもしれません。貯金を減らしてこれだったら悲しい。

私の希望としては、2ヵ月の育休のあとは時短で早い時間に帰宅、というのが一番良かったな~と思っています。
(でも夫の仕事上それが難しく、育休明けからすぐ、帰宅は遅くなりました)

でも、出産という人生の一大イベントを家族皆で乗り越えたので、家族の絆は確実に深まったと思います。

もし第三子に恵まれることがあったら・・・・また、夫に育休を取ってもらいたいなぁ。家族で過ごすあの期間は、とても良い経験になりました。

これからの世の中、育休を取得する男性がもっと増えていけたら良いです。

私たちの子どもが子育てをする時代には、それが当たり前の世の中になっててほしいな。

出産後は夫の育休で乗り越えた我が家ですが、出産前は一時保育を使って出産に臨みました。

その体験記はこちら。

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