SNSで話題の「コニー抱っこ紐」は、「赤ちゃんがすぐ寝る」「使いやすい」とママたちに人気の育児グッズの一つです。
その一方で、「危険」「怖い」といった意見もあり、購入を迷う方がいるかもしれません。
私も同じようにコニー抱っこ紐の安全性について不安に思い、何度も口コミを見ていました。
そして私は実際に2人目が新生児だったときにコニーを使ったところ、やはり危険を感じたのですぐに使うのをやめました。
この記事ではコニー抱っこ紐について、以下の内容をまとめています。
- コニー抱っこ紐の危険な5つのデメリット
- コニー抱っこ紐を使って後悔した体験談
- コニー抱っこ紐がおすすめな人おすすめできない人
この記事を読めば、コニー抱っこ紐があなたにぴったりな抱っこ紐かどうかがわかるので、ぜひ最後まで読んでください。
コニー抱っこ紐を使って後悔した私は、今はnapnap(ナップナップ)という抱っこ紐を使っています。
napnapのおすすめポイントは、
- 両手が自由に使える
- おんぶが簡単にできる
- 大容量ポケットがある
ということ。
▼▼私の愛用するnapnapはこちらからどうぞ▼▼
コニー抱っこ紐の危険な5つのデメリット
コニー抱っこ紐が危険といわれる理由は5つあります。
- 両手を自由に使えない
- 上の子を抱っこできない
- 足がうっ血する可能性がある
- サイズ選びが難しい
- リュックが使いにくい
以下にそれぞれ詳しく解説します。
①両手を自由に使えない
コニー抱っこ紐は両手が使えなくなるため、自分の動きが制限されてしまいます。
コニー抱っこ紐はバックルやベルトが一切なく、一枚の布を肩にかけて装着するタイプの抱っこ紐です。
抱っこ紐の布と体が密着することで赤ちゃんを安定して抱っこできるものですが、少しでも布の位置がすれると抱っこしている赤ちゃんの位置が不安定になります。
この状態が続くと、最悪の場合赤ちゃんが転落してしまう危険性が生じます。
それを防ぐために、コニー装着中は両腕を大きく動かさないようにする必要があります。
②上の子を抱っこできない
コニー抱っこ紐の使用中は、もう1人の子どもを抱っこできません。
先述した理由と似ていますが、コニー抱っこ紐の使用中は何かを持ち上げる動作が困難になるからです。
例えば、道の段差を越えるために一時的に上のお子さんを抱っこしようとしました。
腕の動きが制限されることでうまく上のお子さんを抱っこできず、転倒や転落につながる可能性があります。
これでは、ご兄弟がいるご家庭では安全な育児ができなくなってしまうね
このように、コニー抱っこ紐を使用すると、上のお子さんの抱っこでも危険が生じる場合があるのです。
③足がうっ血する可能性がある
コニー抱っこ紐の使い方を間違えると、足がうっ血する可能性があるといわれています。
これはどの抱っこ紐でも起こりうるリスクですが、特にコニーはママの体に密着させて使う抱っこ紐です。
その密着加減を見極めるのも難しく、気が付いたら赤ちゃんの足がうっ血していた、ということにもなりかねません。
特に、小さ目サイズのコニーを使っていたり、抱っこ中の赤ちゃんの姿勢が長時間ずれていたときは要注意だね
コニー抱っこ紐を使う場合は、赤ちゃんの足のうっ血に十分気をつけましょう。
④サイズ選びが難しい
コニー抱っこ紐はサイズ選びがとても難しいです。
それは、購入前の試着ができないから。
コニーを購入する前は、ネットのレビューなどを見てサイズを決める方がほとんどです。
もしサイズが大きすぎたり小さすぎると、赤ちゃんの転落、窒息、股関節脱臼、先述したうっ血などのリスクが生じてしまいます。
このように、コニー抱っこ紐の安全性にはサイズ選びがかなり重要になってきます。
⑤リュックが使いにくい
外出にはリュックを使う親御さんも多いと思いますが、コニー抱っこ紐はリュックが使いにくいです。
両手が自由に動かせないので、リュックを背負うときや降ろすときは慎重に行う必要があるよ
また、コニー抱っこ紐のサマータイプはメッシュ素材でツルツルしているため、リュックの肩紐が落ちやすいです。
その度に肩紐を直していると、抱っこ中の赤ちゃんの位置が変わり転倒転落に繋がる恐れもあります。
【体験談】コニー抱っこ紐を新生児に使って後悔した理由
私がコニー抱っこ紐を使って後悔した理由は、「抱っこしている子どもを落としそうになったから」です。
そのときの実際の場面と私が考えた反省点は、以下の通りです。
- 腕を上げたときに子どもを落としそうになった
- 原因はサイズが合っていなかったから
それぞれを以下で詳しく説明します。
腕を上げたときに子どもを落としそうになった
私は1才8ヵ月違いで2人の子どもがいます。
下の子が生後2ヵ月頃に家族4人で公園に遊びに行き、私はコニー抱っこ紐を使って下の子を抱っこしていました。
上の子は基本パパが見ていたのですが、パパが一瞬不在になった際に上の子が大型遊具によじのぼり、降りられないと泣いてしまいました。
小さな子って、登るけど降りられないことが結構あるよね
私はすぐに助けようと思い腕を上げましたが、コニーが肩からずれてしまいます。
外紐を締め直したり、抱っこ中の子どもの位置を確認しながらもう一度上の子に手を伸ばしました。
しかし、突然、下の子の体が1/3ほどコニーから出てきました。
幸い、私の片手は下の子の頭を支えていたので落下には至りませんでしたが、危なかったと冷や汗が出ました。
(そのあとパパが戻ってきたため、上の子を降ろせました。)
原因はサイズが合っていなかったから
今回、コニーで抱っこ中の下の子を落としそうになってしまった原因は、コニー抱っこ紐のサイズが合っていなかったことだと私は考えています。
実は、私は以前から自分の使っているコニー抱っこ紐に対して「小さいかな?」と感じることはありました。
でもそれを解決する術もなく、特に不便もなかったので使い続けていました。
今となってはそれが良くなかったのだと反省・・・
ただ、今回の出来事を振り返ると「違う抱っこ紐を使っていたら」と思わざるを得ません。
私は落としそうになってしまった下の子のことも、怖くて助けを求めているのにすぐ助けられなかった上の子のことも、今でも後悔しています。
私はこれ以降、コニーの抱っこ紐を使うのをやめました。
コニーをやめた私は、napnap(ナップナップ)という抱っこ紐を使用しています。
napnapは両手が自由に使え、サイズ調整も簡単で安全に使える抱っこ紐でした。
私が使用するナップナップはこちらからどうぞ▼▼
コニー抱っこ紐がおすすめな人
私が思うコニー抱っこ紐がおすすめな人は、以下の通りです。
- 自宅で子どもを寝かせるときに使いたい人
- 年の近い兄弟がいない人
それぞれの理由を説明します。
自宅で子どもを寝かせるときに使いたい人
自宅内でのみ使う人はコニーの抱っこ紐を持っていても良いと思います。
実際に、私はコニー抱っこ紐で抱っこすると子どもがすぐ寝たという経験をしたからです。
上の子が新生児だったとき、ミルクをあげても、オムツを変えても、何をしても泣きやまないことがありました。
自分も横になりたいのにそれができず、寝不足もあって頭がおかしくなりそうでした。
あんなに可愛かったはずの我が子なのに・・・
ネットで評判の良かったコニー抱っこ紐を藁にもすがる思いで購入した私は、実際に使ってみると驚きました。
抱っこをした数分後に子どもが寝たんです。それも、一度ではありませんでした。
もっと早く使えば良かったと感動したのを覚えています。
この経験から、自宅内で子どもを寝かせるために抱っこ紐が欲しいという方は、コニーをおすすめします。
年の近い兄弟がいない人
年の近い兄弟がいない、つまり第一子だったりご兄弟の年齢が離れている方にもコニー抱っこ紐はおすすめできます。
なぜなら、子ども2人を同時に抱っこする場面がないからです。
私の体験談のように、年の近い2人の子どもを同時に抱っこしたいときにはコニーは危険でした。
しかし、そのような環境でない方は、抱っこ紐の使用中に自分の腕を大きく動かす場面はあまりないと思います。
自分の両手を抱っこ中の赤ちゃんの支えに使えるからね
このように、一人目のお子さんだったり抱っこをする年齢のご兄弟がいなければ、コニー抱っこ紐はおすすめです。
コニー抱っこ紐がおすすめできない人
反対に、私が思うコニー抱っこ紐がおすすめできない人は以下になります。
- 年が近い兄弟がいる方
- おんぶをする方
それぞれの理由を説明します。
年が近い兄弟がいる方
年が近い兄弟がいる方は、コニー抱っこ紐はおすすめできません。
腕の動きが制限されて育児に支障が出るからです。
例えば、上の子を一時的に抱っこしたい、遊具で遊ぶ上の子を下から支えたい、など、赤ちゃんを抱っこしながら上の子のお世話をする場面は多くあると思います。
そのときに腕が思うように動かせないと、子どもたちの安全を守れないね
年が近い兄弟がいる方は、別の抱っこ紐を検討すると良いでしょう。
おんぶをする方
おんぶをする方もコニー抱っこ紐はおすすめできません。
コニー抱っこ紐はおんぶに対応していないからです。
家事をする、自転車に乗るなど、子どもをおんぶできると生活の幅も広がるよね
このように、普段よくおんぶをする方や今後おんぶをしたい方は、コニー抱っこ紐はおすすめできません。
napnapは両腕も自由に使え、おんぶもできるので年の近い2人の育児にとても役立ちました。
ご興味のある方は以下の記事をご覧ください。
コニー抱っこ紐は向き不向きがあるので購入前に要検討
この記事では、コニーの抱っこ紐の危険性について体験談を交えてお伝えしました。
- コニーは両手を自由に使えなくて危険
- コニー使用中に子どもを落としそうになった
- コニーは自宅用におすすめ
- 年の近い兄弟がいる方は他の安全な抱っこ紐がよい
コニー抱っこ紐は「赤ちゃんがよく眠る」などの口コミがあり、私も第一子の育児で何度か助けられた経験があります。
その一方で、両手を自由に使えないことによるデメリットも経験しました。
コニー抱っこ紐には向き不向きがあるので、コニーを購入する前に「両手が自由に使えない状況をどれだけ許容できるか?」を考えてみるとよいと思います。
もし、両手が自由に使えておんぶもできる抱っこ紐を探している方は、私が愛用するnapnap(ナップナップ)の抱っこ紐をぜひご検討ください。